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賃貸にゴミ屋敷の住人が住んで大変だった話

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数年前になりますが、賃貸住宅でゴミ屋敷の方が住んでいました。

我が家の方が先に入居したので最初は分からなかったのですが、1年ほどしたある日階段が臭うんです。

生ごみの臭いがする。

おっかちゃま
おっかちゃま
これは、ゴミ屋敷の住人がいるな(泣)

と今までそのような賃貸に住んだことがなかったので、ショックを受けました。

臭いのは分かっていた周囲の人たち

今まで階段の窓を開ける人はいなかったのに、私も含め、他の階の方も開けるようになりました。

窓を開けるのはいいのですが、ゴミステーションが近くて時間外でも捨てられるのに、部屋に溜め込む方が一人でもいると、ご本人の体にも負担があるでしょうし、周囲にも迷惑がかかります。

ですが、どの部屋か確定できずに大体あの部屋かなくらいに思っていました。

あまりにひどければ、管理人に言うつもりでしたが、そう思っていた矢先に起こったことがきっかけで、その部屋が特定されたんです。

ある日起きた事件

ちょうど、冬に入る時期に、相方も家に居て昼前くらいに、部屋の中が何か焼けたような臭いがしてきました。

「火事」と言う言葉が頭に浮かんできました。

「何か臭くない?」と相方に聞いて、やっと相方も臭いに気づき、二人で慌ててはいるけれど、何からしたらいいのか分からず、一瞬思考停止になりました。

冷静になって、まずは、どの部屋か外に出て確認をすることにしました。

玄関のドアを開けたら、ゴムかプラスチックが焼けたような臭いと、少し廊下が煙ったような感じです。

煙が出ている部屋はないですが、大慌てです。

次に、隣の部屋のチャイムを鳴らして、ご主人が出てこられたので、焦げ臭いことを確認してもらい、一緒にどの部屋か探すことにしました。

隣の方と話が合致したのが、ゴミ屋敷ではないかと思っていた住人の部屋です。

隣のご主人は、「私が行ってきます」と言って、チャイム鳴らしたら住人が出てきました。

50代位のおとなしそうな男性でした。

大丈夫です。じゃないよ

その部屋の住人が玄関を開けた時驚愕しました。

「玄関まで、ゴミが溜まってる・・・」

足の踏み場がないほどとまではいきませんが、いろいろ散乱していました。

隣のご主人が、「焦げ臭いんですけど、何かありましたか?」と聞くと、

ゴミ屋敷の住人が、「ストーブに火をつけたら、その上に乗っていた物が焼けてしまい、さっき火を消したので大丈夫です」

それって、危うく火事になるところだったんですよね。

大丈夫って、大丈夫じゃないよね。

もし、その火がゴミに引火したらと思うと本当にゾッとします。

おっかちゃま
おっかちゃま
本当に気をつけてください!

あとは何を言ったか覚えてないくらいおばちゃん怒ってしまいました。

あまり怒ることはないのですが、この集合住宅には幼いお子さんもいるので、今回ばかりは強く注意しました。

こういうことが起こらないように、私は点検チェッカーを作って気をつけて暮らしています。

自作した点検チェッカー
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部屋は毎日掃除をして、物を置かないようにしています。

臭いも嫌ですが、火事は怖いです。

この時は本当にヒヤッとした出来事でした。

その後、ゴミ屋敷の住人に起こった出来事があります。

ゴミ屋敷に清掃業者がきた

この件は、管理人に話がいったようで、片付けるように注意されたのか、1ヶ月ほどしたある日ゴミ屋敷部屋の前が騒がしい。

なんと、業者がきているではありませんか。

管理人の方も、部屋の中の火災報知器の点検等があるので、ゴミ屋敷ということは分かっていたようですが、火事になる寸前だったことで、流石に注意されたようです。

最初、引っ越しかと思いきや、階段を行き交う作業員が大きめのゴミを出し、その他は窓から車にゴミを投げ入れていました。

さほど広くない賃貸住宅に3〜4日かけていたので、かなりの量だったと思われます。

階段には、火事になるかも知れなかった灯油ストーブも置いてありました。

そして退去して行ったゴミ屋敷の住人

それから、1年もしない内に大きなトラック2台(一人暮らしだったそうです)で引っ越していきました。

この住宅は、1年交代で何かと担当するのですが、その方が担当したら、すっちゃかめっちゃかになってしまい、火事の事もあって中途半端の状態で退去されたようです。

認知症でなくてもゴミ屋敷にしてしまう方は多いのかなと思います。

私たち夫婦も最初は片付けができない人間でしたから、物を選別して減らす努力をしました。

ゴミ屋敷になると、自分ではどうにもできない位になってしまいます。

お金もかかります。

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自分は大丈夫でも、近所の方がゴミ屋敷だといろいろ弊害があるんだなと思った出来事でした。

これを読んで、後回しをすることを減らしました。
少しづつ始めて、継続することできる。