先日、都道府県民共済から2025年度の決算報告が届きました。

毎年この時期になると届くのですが、私の場合は「そういえば割戻金の時期だった」と思い出す程度。

楽しみに待っているわけではないものの、忘れた頃に届くので少し得した気分になります。

掛け捨て保険というと、お金が戻ってこないイメージがありますが、共済には決算で余ったお金を加入者へ還元する仕組みがあります。

今年の総合保障型・入院保障型の割戻率は?


今年の総合保障型・入院保障型の割戻率は36.32%でした。

今年届いたお知らせを見ると、主なコースの割戻率はこんな感じでした。

■ 2025年度 主なコースの割戻率一覧

コース名 対象年齢 割戻率
総合保障型・入院保障型 18歳〜65歳 36.32%
熟年型・熟年入院型 65歳〜85歳 27.21%
こども型 0歳〜18歳 15.48%
新型火災共済 年齢条件なし 20.00%

我が家が加入している「総合保障型」は、2025年度は掛金の36.32%が割戻金として還元される計算でした。

【我が家の計算】月々の実質負担はおいくら?

月2,000円コース(年間24,000円)に割戻率36.32%をあてはめて計算した結果がこちらです。

■ 月2,000円コースの実質コスト計算(1人あたり)

項目 金額 備考
年間の払込額 24,000円 月2,000円 × 12ヶ月
戻ってくる割戻金 約8,717円 払込額 × 36.32%
年間の実質負担額 15,283円 24,000円 − 8,717円
月々の実質コスト 約1,274円 15,283円 ÷ 12ヶ月

普段は「月2,000円」を払っている感覚ですが、割戻金を差し引くと、実質的な負担は1人あたり月1,274円。夫婦2人分を合わせても月2,548円で済んでいる計算になります。

昔は夫婦で毎月5万円以上の保険料を払っていました。

それを思うと、今の家計は本当に身軽になりました。

通知の金額と振込額が違う?「出資金」のカラクリ

通知に書いてある割戻金の額と、実際に口座に振り込まれる金額が少し違っていて「あれ?」と思う方もいるかもしれません。

これは割戻金の一部が「出資金」に振り替えられているためです。我が家の通知(実際の画像)を見ると、その仕組みがよく分かります。

■ ハガキの金額の差額のイメージ

項目 意味合い 我が家のケース
割戻金額 計算上の還元額 8,716円
出資金振替額 預かり金への充当 −800円
差引返戻金額 実際の振込額 7,916円
出資金合計額 脱退時に戻るお金 1,000円(満額)

我が家は、昨年県をまたぐ引っ越しをしました。

都道府県民共済は地域ごとの運営なので、県外へ引っ越すと前の共済を一度脱退し、新しい県の共済へ移ることになります。

なお、引っ越し前の北海道の出資金は、引っ越し後1ヶ月半ほどで口座へ入金(4,100円)されました。

そして新しい共済側で、改めて出資金(1,000円に達するまで)を作り直す形になります。

その際、前の共済に預けていた出資金(200円)は一度清算され、新しい共済で改めて出資金(1,000円に達するまで)を作り直す形になります。

※出資金の運用方法や上限額は都道府県の共済ごとに異なります。

通知の数字を具体的に見てみると・・・

本来なら割戻金の合計である8,716円がまるまる戻ってくるのですが、新しい共済側で「出資金振替額」として800円(掛金16,000円の5%)が差し引かれています。

その結果、8月1日に口座へ振り込まれる実際の金額は 7,916円(8,716円 − 800円)になるわけです。

一見すると「800円引かれて損した?」と感じてしまいますが、出資金は費用ではなく、共済を脱退(解約)するときに全額戻ってくるお金(預け金)です。

今回の振替で我が家の出資金合計も無事に規定の1,000円(満額)に達しました。

減ったわけではなく「手元以外の場所にちゃんと保管されているお金」と思えば安心です。

簿記で考えると、共済側から見れば将来返還する予定のお金なので「負債」にあたります。

つまり、消えてしまったお金ではなく、加入者に返す前提で預かっているお金ということです。

8月の入金がちょっと嬉しい


この割戻金は、毎年8月3日(月)に指定口座へ振り込まれます。

我が家の家計管理では「最初からなかったもの」として扱っているので、この夏本番の時期に入金されるのは、ちょっとした臨時ボーナスみたいな感覚です。

保険や共済の通知ってつい放置してしまいがちですが、たまにこうやって数字を弾いてみると、我が家の固定費がしっかり守られているのを実感できて良い機会になりました。

※割戻金は毎年変動します。共済金の支払状況や決算結果によって割戻率が変わるため、今年と同じ金額が来年も戻るとは限りません。

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