相方の両親が認知症になり、その家を片付けることになり、休みをとり6日間実家に行きました。
交通費と宿泊費(実家にはとても泊まれない)を二人で20万以上使い、本気の片付けに挑みました。
実家が遠方(飛行機や電車を数時間使っていくような場所)のため、2代前位の先祖の物も含めた物を二人や三人で数日で全て片付けることはできません。
最終的に物の処分は、業者に頼みましたが、仕分けは家族で行わなければならず、そのための6日間です。
今回は詳しい内容というより、気持ちのところなどを記した序章になります。
本気出さないとムリ
今回の片付けの口火をきったのは、何を隠そう私です。
陣頭指揮もとりました。
誰も住まない、そして誰にも必要とされない物達を、ネズミの出る家にそのままにしておけないという気持ちが強くなった。
実際に家の中に入ったら、ネズミの姿はないですが、フンがとにかく多かった。
いつでも行ける距離ではない家族達。
そこをどうにか折り合いをつけて、兄弟にも来てもらい仕分けをし、思いの外スムーズに片付けができました。
ミニマリスト・シンプリストに憧れて、自分の家の中も捨てに捨てた過去が、実家の片付けにどれだけ役立ったことか。
そう、家族みんなが本気を出したことで、一気に片をつけることができました。
家族の協力体制が大事
今回の片付けで、業者に依頼することを兄弟に連絡するとき「難色を示したらどうしよう」を思いました。
なぜなら、
片付けは、家族の意向が一致しないと思うように進まないことを知っているからです。
うまくこちらの思いを伝えないと、今後の話にも影響します。
なので、ネズミが出たことで電気のコードを齧ったら危ないことや、衛生上の問題などを伝えて、全てを片付けたい旨を伝えました。
お金に執着があると
もし、お金に執着する親族だったら「売れるものがあるかも」とか「まだ何か出てくるかも」と言って、一気に片付けることを拒んだかもしれません。
実際、相方の知り合いがこのようなことで片付けが全く進まないと嘆いていたそうです。
話をかいつまんで書くと、
両親が他界、家の中の物が多く早く片付けて、家を取り壊し更地にして売ってしましたい。
しかし、兄弟が何か売れる物が出てくるかもしれないと承知してもらえない
という内容でした。
これでは、いつまで経っても片付けられません。
こういう家は、思いの外多いかもしれませんね。
業者を使うことで、お金は必要と痛感
実は、業者は1日では荷物を運びきれませんでした(当たり前ですね)。
平屋でも3日かかりました。
私たちも時間が限られているため、結局カギを渡してお願いすることになったのです。
そして、金額に関してですが、電話でのやり取りでは伝えきれなかった物や、実際私も家の中の物の多さに度肝を抜かれました。
業者もびっくりしてました。
あとは、庭の木の伐採も追加となったので、結局、最初に聞いていた金額の6倍となりました。
実際のところ、前もってYouTubeや、ネットの記事なども予習してましたが、あまり参考にならないなというのが本音です。
その県のゴミ処理方法や、階段の有無、人員、荷物を入れるトラックまでの距離、駐車の状況などによっても、金額は変わってくるので、実際に目で見てもらい、事前に無料見積もりを取ってもらうのがいいと思います。
そこはまた記事にします。
今回は、序章ということで書きました。
また実家の片付けシリーズは続きます。
すぐにやることってホントに大事。