松下電器(現パナソニック)を一代で築いた松下幸之助さんは、社員の面接で「あなたは運がいいと思いますか?」と質問して「私は運がいいです」と答えた人を採用したという話は有名です。
自分は運が良いと思いますか?
では、逆に運とはなんですか?と聞かれたら、どう答えますか?
運とは
その前に、まず運気を調べてみましょうか、
検索してみると、
自然の現象に人の運命を当てて吉凶を判断すること。また単に「運」のこと。
と出てきました。
では次に「運」の意味です。
検索と辞書で調べてみました。
運とは、その人の意思や努力ではどうしようもない巡り合わせを指す。
人間の意思を超越した働き
とこのように検索結果に出てきました。
単語の意味を知らない
「運」とは、その人の意思や努力ではどうしようもないって、驚きませんか?
自分の意思では、どうしようもないのが「運」ですが、ではどんな時に運が良いとか悪いと判断していましたか?
そしてついつい、「運が悪いな」と思ってしまうときに限って検索かけたりしていませんでしたか?
そして、「あれをすると、あれを置くと、身につけると、持っているだけで運気が上がる」などの言葉に食い入るように読み漁っていませんでしたか。
よくわかります。
私も運気を上げたいと強く願っていろいろ試したり、占いに行ったりした1人でした。
運気は努力や頑張り次第で上がると信じてました。
意思も努力も必要ない?
私はこれまでとにかく運を上げることに熱中してました。
この歳までキチンと意味を調べることをしていなかったので、これでは逆に視野を狭めていたかもしれません。
今まで躊躇することなく、運気をあげる方法を探し求めていたのはなんだったんだろう?と思いますよね。
運気を上げたい時とは、実は「自分には運をすっかり忘れている時」とも言えます。
自分に何か出来事があったとき、どのような考えになるのか?
そこをよくよく観察して、クリアできるように自分を導けば、運気を上げることを検索するという行為はなくなってくるのではないでしょうか。
では、どのように捉えれば良いのか
「運を天に任せる」という諺がありますが、これは「やることをやったらあとは運を忘れてしまえ」という意味でもあります。
用は、どちらに転んでも良いくらいに自分はやることをやった。という感じです。
また、運の捉え方として、運の良し悪し自体、自分が決めて良いということで、自分が満たされればそれだけで運がいいということでもあります。
究極のところ、運に対して努力も意思も必要ないなら、自分で決めてしまえばいいという簡単で明快な話なのだと思います。
となると、冒頭に松下幸之助さんにもし、面接で聞かれたら胸を張って「運が良いです」って答えて良いって話ですよね。
自分でそう決めれば、良いんですから。
だからといって、努力をするなという意味ではありません。
また、運が良くなったとしても、ずっと続くものではないということも理解しておかなければいけないのです。
なぜなら、この運が上がるということは、次に下がるのではないかという不安が出てくるからです。
一時の運気上げはやめよう
実は本当に人生を楽しんでる人とは、運をあげる努力だけをしていない人です。
実際、私の周囲では、運を忘れてる人ほどうまくいっています。
普段から、好きなことに注力して努力しています。
だからといって、苦労がないなんてことはないんです。
どう見ても苦労なのですが、本人は苦労と思えることさえ楽しんで生きています。
それが、好きなことをするということなのかもしれません。
もし、運を上げたい理由がお金なら私がおすすめできる本はこちらになります。
誰が読んでも、わかりやすく、カラーで図解も多いので良書だと思います。
読んで実行するだけで少なくとも、現在より数万円の節約は可能になります。
私も実際、読んで高配当投資を始めたりしています。
運気上げに没頭するより、自分の人生はこれで良いんだと思えるように生きるのが一番なのではないでしょうか。