2025年も年末になり、大掃除は後回しにして(普段から掃除はしているので)、今年の「予定外の出費」を計算してみました。

今年も、予定外の出費は結構ありました。

今回はその予定外の出費がいくらくらいになったのかを書いてみたいと思います。

予定外は、いきなり降ってくるものではない?


一応、ある程度の現金は確保しているのですが、ここ数年続いている――義父母のこと以外にも今年は出費が重なりました。

ある程度は予定していたつもりでも、出費って、なぜか同じタイミングで重なるんですよね。

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予定外の出費一覧

義母のおしめパッドが増えた

義母が入所している施設へは、おしめ類を Amazon の定期便で送っています。

今年は、夜間の交換が増えたため、12月から夜用尿とりパッドの追加依頼がきました。

それぞれの目安は次のとおりです。

※Amazonは価格が変動する仕組みなので、同じ商品でも、月ごとに少しだけ金額が前後します。

おしめパンツ:約6,300円(年6回)

昼用尿とりパッド:約2,400円(毎月)

夜用尿とりパッド:約1,500円(今年は1か月分)

今年の義母用品の費用の合計は、68,100円(約6万8千円)。

来年以降は、夜用尿とりパッドが通年になるため、さらに増える見込みです。

ありがたいことに、今年は兄弟から申し出があり、これまでの分を補填してもらえました。

費用は少しずつ増えていきますが、介護を施設にお願いしている分、私にできる負担として受け止めています。

義父の一周忌

今年は、義父の一周忌がありました。

法要代・お寺へのお布施、会食代、県外からの宿泊・交通費などを合わせると、思っていたよりもまとまった金額になったので、今回は相方の兄弟にも少し協力してもらい、我が家の持ち出しは約20万円となりました。

行事としては一度きりですが、準備や手配も含めて「お金も気力も使う出来事」だと、改めて実感しました。

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義実家の草刈り費用

今年も、義実家の草刈りを依頼しました。

空き家を長く放置すると、草木が一気に伸びて近所迷惑にもつながります。

さらに状態が悪化すると、固定資産税の軽減が外れてしまう可能性もあります。

今年は、

春に 約54,000円

秋に 約89,000円

合計で 約143,000円 かかりました。

シルバー人材センターにお願いしています。

「年に何回か必ず発生する固定費」に近い存在です。

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母の引っ越し祝い

今年は、母が引っ越しをしました。

新しい生活のスタートということもあり、私たちからは 引っ越し祝いとして 5万円 を渡しました。

旅行や義実家関連の出費とは別に、「親の暮らし」を支えるお金も必要になってきます。

でも大変だったんですよね。

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甥の祝儀

相方の甥っ子が結婚しました。

式や披露宴は行わない、いわゆる「ナシ婚」スタイルです。

私たちからは、ご祝儀として 100,000円。

結婚式がない分、ほかの出費(フォーマルな服・宿泊・交通費)はありませんでした。

最近は、若い世代のあいだで「式を挙げない」という選択も、かなり一般的になっています。

結婚式は、ときに数百万円単位でお金がかかります。

その分を「新生活」や「将来」に回すのも、ひとつの賢い形だと思います。

転勤の引越し費用

今年は、転勤(北海道→関東)がありました。

引っ越しそのもの(運搬費・移動費・宿泊費)は会社負担でしたが、実費になる部分がいくつかあります。

例えば——

粗大ゴミの処分代(ストーブ等)

生活に必要な電化製品の買い足し(エアコンを購入)

新居でそろえた細かな日用品

引っ越し前後の食費や食料品の購入

これらを合計すると、約20万円になりました。

「転勤=会社が全部出してくれる」というイメージがありますが、実際には、細かい実費が積み重なっていく形です。

10年ぶりの帰省時の旅費と宿泊代


東京駅の人混みで酔いました。

10年ぶりに、故郷へ帰省しました。

以前から姉に、「お母さんも年を取ってきたし、たまには温泉でも入りに帰っておいで」と言われていましたが、なかなか機会を作れずにいました。

今年、転勤で本州に移ったこともあり、思いきって予定を組むことに。

今回は、宿泊代もこちらで負担。

これまで義実家まわりの出費が多かったので、「たまには自分の家族にも」と、相方の心遣いに甘えました。

交通費と宿泊代を合わせて、約14万円。

それなりの出費ではありましたが、母とゆっくり過ごせた時間は大きかったです。

名義変更(司法書士に依頼)

ある名義の手続きが必要になり、司法書士と行政書士の先生にお願いすることになりました。

自分たちでは対応できない申請内容だったため、書類作成から提出まで、すべてプロにお任せしました。

費用は 約18万円。

本来は、私たちが支払うつもりでいましたが、「結婚祝いも渡せていないから、その分は出すよ」と、相方の叔父が申し出てくださり、結果的には負担していただくことになりました。

こうした手続きは、突然まとまったお金が必要になるため、やはり「予備費」の存在は大きいと感じました。

今年の「予定外の出費」まとめ(金額一覧)

項目 金額 備考
義母のおしめ代 68,100円 年間
義父の一周忌 200,000円 法事
義実家の草刈り(2回) 143,000円 義実家の管理
相方の甥っ子の結婚祝い 100,000円 ご祝儀
10年ぶりの帰省(旅費+宿泊) 140,000円 帰省
母の引っ越し祝い 50,000円 お祝い
転勤に伴う実費 200,000円 粗大ごみ・家電・食費など
名義変更(司法書士+行政書士) 180,000円
合計 1,081,100円 (予定外出費の合計)

今年の「予定外の出費」を合計すると、約108万円 になりました。

ただし、名義変更の費用(約18万円)は、あとから叔父が負担してくれたため、実際に家計から出ていったのは、約90万円 でした。

予定外のお金は、まとまって動くものだと感じた一年でした。

さいごに


予定外の出費を振り返ってみると、今年は本当によくお金が動いた一年でした。

出費をいったん数字にして並べてみると、「どこで、どれくらい必要だったのか」が見えてきます。

こうして費用をきちんと計算し、来年の家計を考えるときの目安にします。

予定外は必ず起こるもの。それを前提に、無理のない節約を続けていきます。

これでスッキリして、今年も気持ちよく年末を迎えられそうです。

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