我が家では、生ごみが消える「ミニキエーロ」をベランダに置いています。
キエーロって何?という方や、作ってみたい方は下記の過去記事をご覧ください。
凍ってしまった場合
冬のキエーロについてはこちらの記事に書きました。
以前の記事に、−10度に満たない地域は大丈夫だと書きましたが、乾燥気味なら−10度でも大丈夫そうです。
我が家のように、冬はマイナス15度以下が続く極寒地域や、土の水分が多過ぎたことで凍らせてしまった時はどうしたらいいのか。
救済方法がないかなと考えてみました。
水分が多いとこうなります
ミニキエーロの使い方は、10〜15センチの穴を掘って、生ごみと水分を少し入れて、黒土とよくかき混ぜてから上に黒土をかぶせます。
普段はこれで構いませんが、水分を多く含んだ土は、マイナス15度以下が続くと凍ってしまい、スコップが刺さりにくくなります。
上記の写真のやや左の真ん中あたりに山になっているのがわかるでしょうか?
これが水分を多く含んだ黒土で、右に見える100円のスコップでガツガツしたら変形してしまいました。
ちなみにスコップは100円の強いタイプに買い直しました。
↓試しに、これは何かなと削れた塊を家の中に入れて確認してみたら、
黒くなってますが、りんごの皮でした。
こうやって、多くの微生物たちは土の中で生ごみに密着して分解しています。
凍っていても、微生物は頑張ってます。
せめてスコップが刺さるくらいに
実は、今年は思った以上に早くから−20度近くになったので、水分を含ませてしまったことに若干後悔しました。
「せめてスコップが刺さる程度にできれば」と思い、思い切って玄関に置いてみたんです。
重いので、移動は家族に手伝ってもらいました。
玄関に3日ほど置き、カチコチの土が柔らかくなった頃に、スコップで乾燥した土と混ぜて、水分が多すぎないように均等にしました。
これが功を奏して、土がふんわりしたので、ベランダにもどしてもスコップが壊れるほどの塊は無くなって、生ごみを埋めやすくなりました。
ベランダに戻してから2週間ほどのミニキエーロです。
真ん中部分は柔らかいです。
最後に
ベランダのミニキエーロは、使う地方によっては工夫が必要かもしれませんね。
マイナス15度以下の地域にお住まいなら、凍らないように工夫することで、生ごみを投入することは可能です。
分解時間は暖かい時期より劣りますが、使用はできます。
キエーロのコスパは本当に素晴らしいので、我が家はずっとお世話になろうと思います。