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義実家の片付けから数ヶ月後|ネズミが消えた理由と片付けのプロの仕事のすごさ

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義両親の件で連絡があり、急遽帰省してきました。

義実家を片付けたのは、数ヶ月前のこと。

当時、家の中はモノであふれ返っていたけれど、意外にも悪臭はそれほど感じませんでした。

ただ、キッチンや人が過ごしていた部屋には、小さな黒いフンがたくさん残っていて「これは…ネズミの仕業だな」とすぐにわかる状況でした。

この記事は、こんな方におすすめの記事です

義実家や実家の片付けに悩んでいる

ネズミの痕跡があって不安だけど、プロの片付け業者に頼むか迷っている

片付けの「その後」が気になる

スッキリした空間が心にも影響するのか知りたい

頼んでないのに掃き掃除してくれた業者さん

義実家の片付けは、プロの片付け業者さんに依頼しました。

【荒れた実家の片付け】業者に頼んだらこうなった義実家の家の片付けを業者に頼むことで得られたこと。 それは、時間を最大限に短縮できた、これに尽きます。 今回業者に頼んだこと...

家の中にあるほぼすべての荷物の搬出(アルバムや書類以外)をお願いし、大型家具から小さな日用品まで、まるごと持って行ってくれました。
ちなみに、片付け時は立ち会いしていません。
こちらがお願いしたのは「搬出のみ」だったのですが、片付け作業後に綺麗に履き掃除されていました。
たったそれだけのことなのに、心にグッときました。
「この人たちに頼んでよかった」
そう思える、小さなプロの心遣いでした。

数ヶ月後の再訪で感じたこと

片付けてから数ヶ月経過しての再訪、家の中がどうなっているのかとても心配でしたが、義実家の家のドアを開けた瞬間、空気の違いに気づきました。
視界にモノが入らないだけで、家全体が広く感じられる。
手を叩くと「パァァン!」と音が響く。
まるで“片付けの成功を祝福してくれる効果音”のようでした。
ホコリっぽさもなく、空間に余白ができると、空気までも澄んで感じられるようになりました。

ネズミの痕跡は広がっていなかった

あれほどフンがあった場所も、今ではまったく見当たりませんでした。
家具の一部にはかじられた跡が残っていましたが、それっきり。
どうやらネズミ界でも「ここはナシだな」と評価が下がったようです。
あの空間に住みついていた気配が、スッと消えている。
たったひとつ、「モノを減らした」だけでここまで変わるなんて、本当に驚きました。

なぜモノを減らすとネズミがいなくなるのか?


私の考えになりますが、
ネズミは、次のような条件が揃った場所を好みます。
* 隠れる場所がある(家具・布・紙袋など)
* 薄暗い部屋
* 食べ物の匂いや気配がある
義実家にはこれらがすべて揃っていたわけですが、
モノを丸ごと搬出したことで、ネズミが「ここはもう住めない」と判断したのかもしれません。

ネズミを寄せつけない片付けのポイント

以下は、今回の経験を通して感じた「ネズミを遠ざける片付け」のコツです
* 布・紙袋・段ボールなど、巣材になるものは徹底的に処分
* 食品は密閉容器か冷蔵庫に入れる(放置NG)
* 家具の隙間や暗がりなど、隠れ場所を極力なくす
* 古い家屋は特にネズミが入りやすい穴などがあるので、塞ぐようにする

あの家から、虫が一匹も出なかった理由

不思議だったのは、あの環境でゴキブリなどの虫が一匹もいなかったこと。
ネズミが雑食だからなのか、他の虫たちは生きられない環境だったのかもしれません。

片付けにはお金がかかる、それでも良かった理由

数日の帰省だけでも、軽く15万円はかかります。
移動費、宿泊費、ご近所さんへの手土産、そして外食代など。
「財布が痩せて」という状態ですが、それでも前から貯金もしておいたので、早めに片付けたことは本当に良かったと心から思います。
後からまとめてやろうとすると、もっと体力もお金も気力も必要です。
だからこそ、できるときにできる範囲で進めるのが大切だと実感しました。

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片付けは家族関係も映し出す

今回の片付けがうまくいった理由のひとつに、相方の兄弟の理解と協力があります。
家族が協力的でなければ、片付けはただの「勝手に捨てた人」になってしまうこともあります。
実際、モノよりも人間関係の方がよっぽど厄介…という話もよく聞きます。
その点、私たちは恵まれていたと思います。
親族との関係が良好だったことに、あらためて感謝の気持ちを持ちました。

親の家を片付けるという現実と重み

親の家を片付けるというのは、モノとの戦いだけではありません。
そこにある“思い出”や“生活の歴史”と向き合う作業でもあります。
しかも、自分のものならまだしも、他人(親)のもの。

大きな家具、何十年も動かしていない収納、処分に迷うものたち…。
片付けた人にしか分からない苦労があります。
最近では、同じような片付けの体験を書いたブログもよく見かけます。
そうした記事を読むたびに、「私なんてまだ楽なほうだな」と感じます。

読者へ伝えたいこと


40代では見えなかったことが、50代になると一気に押し寄せてきます。
「好きなことをして生きていこう」なんて気軽に言えなくなる時期。
でも、少しずつ片付けを進めておくことが、これからの安心につながる。モノだけじゃなく、気持ちも、関係も、未来の負担も。
今、親の家の片付けに取り組んでいるすべての方へ私から伝えたい言葉。
「ご自愛くださいね。」

さいごに

義実家の片付けから数ヶ月。
ネズミは消え、空気は澄み、音が響く空間に変わっていました。
「モノを減らすこと」は、単なる掃除や片付けではありません。
暮らしと心を整える行動でもあります。
もし、実家や義実家の片付けに悩んでいる方がいたら、まずは一歩、モノを減らすところから始めてみてください。
その空間が変わるとき、きっと、あなたの気持ちも変わり始めるはずです。