消滅型コンポスト「キエーロ」の実験は、お肉編です。
キエーロって何?という方は、こちらからご覧いただくとわかりやすいです。
今回のお肉実験でわかってきたことがあります。
それは最後に書きます。
自分の失敗によりでたお肉
最初にお断りしておきたいのですが、実は、購入しておいたお肉を訳あって腐らせてしまいました。
そのお肉に火を通して今回の実験に使用しました。
ですので、このブログのためにわざとお肉を無駄にした訳ではありませんのでご了承ください。
どちらにしても、腐らせてしまったという食べ物さんへの申し訳なさでいっぱいです。
食べ物さん本当にごめんなさい。
では、実験の写真を紹介します。
キエーロへお肉を入れました
火を通して、冷ましてからキエーロに投入しています。
※必ず10〜15センチの穴を掘ってから入れることで、コバエや虫が寄ってくることを防げます。
スコップに油がつきますが、黒土としっかり混ぜ込みました。
8日後のキエーロ
投入から8日が経過しました。
気温は、30度前後の日もあり、暑い日が続きました。
我が家のベランダは風が吹き、太陽も当たります。
蓋を開けてみました。
穴を掘って入れているのでコバエや虫はいません。
土を掘り返したら、微生物の働きで分解中でした。
白い塊状になっています。
8日経過していたが
実は、土を掘返したら少し異臭がしました。
土のおかげで、臭いは掘り返さなければすることはありません。
野菜や果物に関しては、異臭はしません。
むしろ、分解中に掘り返すと果物の香りがします。
さらに10日後
日数が経ちすぎてしまいましたが、肉を投入した隣では、野菜や果物のクズは投入しています。
少し細かい塊は出てきましたが、臭いは全くありません。
腸内環境に似ている
最後になりますが、見出しの通りです。
先ほど、8日後に土を掘り返した時に「若干異臭がした」ことを書きました。
ハッとしたのですが、腸内環境も似ていませんか?
キエーロの微生物。
人間の腸内細菌。
全く同じ微生物ではないにしろ、お肉を食べた時と、野菜や果物中心の食事をした翌日の排便は匂いが違いませんか?
これは、腸内環境の場合は、腸内フローラと言われる腸内細菌の環境が変わることで起こることなのですが、キエーロでも同じことが起きていると感じました。
良いとか悪いという話をしているのではないんです。
人間にも食の好みがあるように、黒土の中にいる微生物にも、腸内環境と同じくらいの相当数の微生物がいるので、お肉好き、野菜好き、果物好きがいるのかなと思ったんです。
みんなそれぞれ自分の得意を生かして、役目を果たしている。
それがわかったことが何だかとても嬉しかったという、今回の実験結果でした。
キエーロ実験はたくさんしています。
お時間のある時にどうぞご覧ください。