前回の記事では、子なし夫婦の老後を見据えて、私たちが今一番意識している「身体のメンテナンス」についてお話ししました。

健康への投資は、未来の自分たちへの一番の贈り物。

とはいえ、気になる不調を放置してモヤモヤしていては精神衛生上よくありません。

前頭葉のあたりのぎゅーっとした感じは、蓄膿症による副鼻腔炎かなと、先回の記事で書きました。

ときどきやってくるこの不快感に、「もしかして、これって脳の異常なんじゃ……?」という不安がよぎることもあり、思い切って耳鼻咽喉科に行ってきたわけです。

そして気になる部分の検診では異常なし、疑われる副鼻腔炎については、紹介状をもらって、病院でCT検査を受けてきました。

そして今回、そのCTの結果が出たということで、早速耳鼻咽喉科に行ってきたのです。

【子なし夫婦の老後を考えて】「身体のメンテナンス」にお金と時間を使う 金額も公開 その150代子なし夫婦の「終活(自分じまい)」の第一歩として、身体の総点検(メンテナンス)をしてきました。かかった費用や体験談、これからの暮らしの工夫について綴ります。...

診察室で先生が口にした「予想外の言葉」


診察室に呼ばれて先生の前に座ると、画面には、先日撮影した私の顔のCT画像が映し出されています。

「子供の頃、手術を勧められた記憶があるから、きっと副鼻腔炎(蓄膿症)が悪化しているんだろうな」

「もしかしたら、脳に何か異常が見つかるかもしれない……」

そんな風に最悪の事態まで考えて不安になっていた私は、先生が何と言うかじっと待ちました。

すると、画像を確認した先生は、CTを見ながらこう言ったのです。

「うん、とても綺麗ですね。副鼻腔も通常です、怪しい影はありません。」

その言葉を聞いた瞬間、手術も覚悟していた私でしたが、あまりに予想外で、一気に肩の力が抜けました。

ここ数年私を悩ませていた、前頭葉のあたりのあの「ぎゅーっとした重み」。

てっきり何かの病気のせいだと思い込んでいましたが、検査の結果、副鼻腔炎ではないことが証明されました。

季節の変わり目や、気圧の変化のようです。

驚きのお会計

ホッとして診察室を出て、しばらく待合室で待っていると会計に呼ばれました。

そこで手渡された明細書を見たら、今回の診察の合計は、「380円」。

先日のCT検査の結果の画像を元に丁寧な説明を受け、長年のモヤモヤをすっきりと解消してもらった一連の診察代として、安くてホッとしました。

「副鼻腔炎か脳の異常かもしれない」という最悪の不安が完全に消え去り、自分の体についての正確なデータを得られたこと。

それだけでも、時間とお金を使って「身体のメンテナンス」をした価値は十分にありました。

実を言うと、もし検査の結果、手術が必要だと言われたとしても、自分の中でそれを受け入れる心づもりだけはしていました。

ただ、私は元々心配性な性格。

そのため、実際に病院へ行くという最初の一歩を踏み出すまでには、どうしても長い時間がかかってしまいました。

だからこそ、そのハードルを乗り越えて受診し、自分の目で結果を確かめることができて本当に良かったと思っています。

もちろん、今回は耳鼻咽喉科で異常なしという結果でしたが、もし今後、あまりに症状がひどくなるようなことがあれば、その時は脳神経外科に行くことも考えようと思っています。

そうした次の選択肢を冷静に持てるようになったのも、今回一歩を踏み出した収穫です。

先の記事で書いた通り、膝の痛みについてはすでにサポーターと体重の管理を始めています。

それに加えて、今回のように「気になった不調を放置せず、白黒つけてモヤモヤをなくすこと」も立派なケアだと気付きました。

50代の節目として、これからの暮らしをより身軽で快適なものにしていくためにも、こうした「自分へのメンテナンス」は、未来の自分に対する何よりの大切な投資だと、改めて深く実感しています。

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