寒さに強いお花の代表にビオラがあります。
極寒地域の我が家は、-20度を超える地域。
そんな中でも、耐え抜いて春に満開に咲いたビオラ・残念ながら枯れてしまったビオラを紹介します。
よく表示されている強耐寒温度は、−10℃位ようです。
前もってお伝えすると、実は素人ゆえのよくわからないまま、真冬にビオラを外に出してしまったというのが、事実になります。
当時、お花にあまり詳しくなかったので、「耐寒性が強」ということでベランダに出していました。
ちょっと変わった人間ですが、何かお役に立てればと思い、恥ずかしながら記事にさせていただいてます。
極寒地域に耐えたビオラ
まずは、こちらのビオラが極寒に耐え抜き、春に咲いた写真になります。
2020年12月に10株を通販で購入して、5株ずつ植えました。
品種は、ビオラももかシリーズの「ラベンダー」です。
写真は咲きはじめの頃ですが、肥料もほとんどあげていなかったのですが(どこまでも素人)、ここまで咲いてかなり長い間楽しませてくれました。
マイナス2桁の地域
2020〜2021年の冬〜春の期間で、-10〜-23℃と2桁マイナスの幅があり、期間も12月〜3月くらいまでと長期にわたります。
その地方でないと、感覚的にわかりにくいと思うので、−16℃の部屋の窓の写真があるので紹介します。
朝の少し陽が出た時間帯なので溶け始めていますが、築30年以上の建物だからなのか、このように窓が毎日のように凍り、開閉できません。
もう一つ、ベランダに水を入れたマグカップを出しておいたら、カッチカチの氷になります。
中心部はまだですが、ほぼ凍ってます。
この状況で、耐え抜くビオラの強さよ。
極寒でも、咲き続けるビオラは本当に強い。
耐え抜けなかったビオラ
同じ土、同じ環境、水やり(雪解け水だけでほとんどしていない)も同じでしたが、残念ながら息絶えてしまったビオラは、ヌーヴェル ヴァーグ。
人気の高級ビオラです。
一鉢900円位でした。(送料合わせると、1鉢1,600円になった)
しかも3鉢購入して、春に全滅させてしまいました。
ヌーヴェル ヴァーグは、一つも同じ花がない1点ものになります。
それだけに気に入るお花に出会えたら、一期一会のお花になります。
それを枯らした自分は本当にどうかしてたのですが、極寒の地域では、外に出さずに玄関や気温の上がらない部屋に置くのがいいのでしょうね。
枯らした原因は、これ
枯らした原因で考えられるのは、寒さはもとより氷点下で凍った時に、凍った根が解けることがなく、水を吸い上げられなかったことも原因かと思われるのですが、これにも耐えた「ももか」も全く同じ条件だったので、品種の特性にもよるのでしょう。
−10℃くらいまでの地域なら、ほぼどのビオラも耐えうる植物なので、少しの霜で慌てなくても大丈夫ですよ。
ぬるま湯なんてかけないでくださいね。一発で枯れます。
ヌーヴェル・ヴァーグもビオラなので、−10℃前後は耐えられますが、吹きさらしの場所は避けたほうがいいので、強風の日は、軒下や外気温と変わらない玄関などに入れておくと良いと思います。
暗い場所より、日当たりが好きな植物なので、冬でもお天気の日は、日光浴させてあげるといいですよ。
極寒地域でなければ、あまり過保護にする必要はないです。
下の写真は、昨年タネから育てたビオラです。
タネからでもモリモリに育つので、初心者の私でもここまでにできました。
花色も多く、お手頃価格で、初心者にはおすすめのお花です。