生ごみが消える「キエーロに生ゴミを投入する際は、15㎝ほど土を掘ってから入れないと虫が寄って来る」と私は書いていますが、実際のところどのくらい浅く投入したら虫が来るのか?
実はあまりよく知らないのです。
浅くいれた
そして、この春実験をしてみました。
私の住む地域は乾燥気味で、この時期(4月後半〜5月初旬)に桜が咲いています。
朝7時の外気温は、8.4度。
日中は、19度以上になりました。
この中で、自作キエーロに投入する生ごみに、土をサラッとかけるだけにしたらどうなるのか?
はい、実験してみました。
入れたのは
今回投入した生ごみは、
りんごの皮と腐った実の部分と、みかんの皮、キャベツの芯です。
生ごみの水分だけで実験しています。
投入した時の写真を撮り忘れ(撮ってると思ってました)すみません。
下記の写真は、投入から5日程経過した4月20日キエーロです。
まだ柔らかめのりんごです。
そういえば、ニオイはあまりしてこないです。
写真をよく見ていただきたいのですが、土の色が変わってないということは、掘った形跡がないということです。
それだけ生ごみを浅く入れていることがわかっていただけると思います。
ポツンと端にあるりんごの皮
今まで書いた記事の中で、土を深めに掘って生ごみを入れましょうと書いていたのですが、じつは気温、湿度、土の状態、生ごみの種類、そして虫にも実は好みがあるのかもしれないと思うようになりました。
ちなみに私の住む地域は、周囲に草木がたくさんあります。
蚊も羽虫も見ていますし、ベランダには鉢植えの植物も育てています。
そんな中にキエーロが置いてあるので、それでも虫が寄ってこないというのは目から鱗でした。
今朝のキエーロの写真も撮りました
キエーロに生ごみを浅く投入してからすでに、20日経過しています。
写真は、本日2023年5月5日早朝です。
毎回、恐る恐る開封の儀をしていますが、どうでしょうか。
近影です。
まず、羽虫は全くいません。
飛び立つ形跡もないです。
ニオイもなし。
少しカビの生えた果物かな。
分解しきれない繊維の物が目立ってますが、その中にみかんの皮や、りんごの皮があります。
見た目は悪いですが、虫は全くきていません。
デメリットは?
浅く投入すると、分解が遅い。
これはデメリットです。
キャベツの芯をそのまま入れていたら、ほとんど分解していません。
やはり、こういった硬めの野菜は刻んで投入した方が良いですね(少しお水も入れると早い)。
やはり、深めに投入しておく方が、分解してくれる微生物との接触率?が上がるので良いと思います。
実験で色々見えてくる
実験をすることで、自分の家のキエーロの使い方がどんどんわかってくるので、対策も考えられます。
今回は、動物系の生ごみを一切入れていないので、これも実験材料として、またやってみたいと思います。
その時は、投入から写真を撮りますね。