アサヒ軽金属のゼロ活力なべを長く使っていると、どうしても避けられないのが「把手(取っ手)の劣化」や「破損」。
私もある日、把手(取っ手)のヒビに気づき、「そろそろ交換時かな…」と判断。
とても素晴らしいゼロ活力なべ、部品の交換ができる所も利点です。しかしネジが硬くて外せない方も多いはず。
今回は実際に自分で取っ手を外して交換した体験をもとに、女性ひとりでもできる手順をご紹介します。
今回外したい把手(取っ手)はこちらです。

出典:アサヒ軽金属ゼロ活力なべ(ZK型)部品
(※工具が必要ですが、特別な技術はいりません◎把手表記が正しいですが取っ手と記しています)
こんな方におすすめ
- ゼロ活力なべの取っ手がぐらついて困っている
- 自分で直せるか不安だけど挑戦してみたい
- 工具があればできるならやってみたい
亀裂の入った把手(取っ手)
取っ手に亀裂が入ったので、部品を注文しました。
ゼロ活力なべのサイズや種類によって部品も違うので、自分がどのお鍋を使っているか調べてから購入してくださいね。
把手(取っ手)部品は公式サイトで注文可能です。

しかし、このネジがかたく閉められているため、何をしても外せません。
アサヒ軽金属に問い合わせをしたところ、「送ってもらえれば交換します」ということでしたが、送る手間や炊飯器がないので、自分でどうにか交換したい。
外し方を聞くと、「グッと押しながら回すと外れます」と教えてもらったのですが、全く外れません。
このネジの固いこと。。。

そこで、色々調べてネジ取り専用の工具を購入しました。
使用した道具
ネジとり専用インパクト
ハンマー
床に傷がつかないように厚手の毛布
新しい取っ手(メーカー純正)
固くなったネジを外すための手袋(必要に応じて)

※メーカーさんの推奨ではありませんので、自己責任でお願いします
ネジの外し方
ネジとりインパクトのハンドル部分をカナヅチで叩くことで、叩いた力が最大約45°回転するので、ネジをゆるめたり、締め付けたりできる。
説明書をよく読んで、ネジが緩む左回転にビットホルダーを合わせます。
ネジとりインパクトのビットホルダーをネジを締める切替(△印をLに合わせる)をします。
左右を間違えると、締め付けてしまうので、切替え確認をしっかりしました。

こちらを使います。

ちなみに、同梱されているネジとりビットは使いません。

いざ、叩いて外します。
※写真は補助把手です

写真はドライバーが斜めになってますが、実際は垂直にネジとりインパクトドライバーを立ててハンマーで叩きました。
この丸い銀の部分をハンマーで1回か2回叩きます。

ネジが緩んだら、叩くのをやめて回して外します。
外した取っ手の中は結構汚れてました。

綺麗に洗ってから取り付けます。
取っ手をつけるときもインパクトを使う
新しい取っ手につけ替える時もネジとりインパクトを使いました。
ネジとりインパクトのビットホルダーをネジを締める切替(△印をRに合わせる)をしてから、ネジを回してしっかり回し切ってから2回叩きました。

これで新しい取っ手に取り付け完了です。
実際、交換して使ってみるとお米の炊き上がりが違いました。
まとめ
ゼロ活力なべの取っ手交換は、工具さえあれば女性でも十分できるメンテナンス作業です。
メーカーに頼まなくても、手軽におうちで直せるのはとってもありがたい!
「自分で交換してまた使う」暮らし、ちょっと気持ちいいですよ。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!