義両親の認知症がかなり進んでいました。
数年前から、その兆候が義父から見始められ、それが義母まで始まってしまいました。
認知症が進んだ事がわかるまで
義両親は地方で二人暮らし。
子供の相方はかなり遠方になるので、ちょくちょく会いに行くことはできません。
兄弟はいますが、その方は車で1時間以上かかる同県内に住んでいて、仕事が多忙なので、盆暮正月くらいしか帰省できていませんでした。
なので、認知症が進んだ事がわかるまで時間がかかりました。
身体が健康
義両親は、身体が健康で、電話で話をすると話は通じますし「いつも元気で大丈夫だよ」と返ってくるので、そこまで酷いということには気付けませんでした。
おかしいと分かった1年ほど前に、病院で認知症の検査をしてもらい、要介護1認定されました。
市に申請をして、月1でケアマネージャーの方が来ていましたが、相方の兄弟が連絡を取っていたので、こちらはどのような状況なのかよく分かりませんでした。
この1年で何やかんやあり、実際、蓋を開けてみたらかなり認知症が進んでいました。
荒れ放題の部屋
ここから実際の部屋の写真を載せます。
そのままでは、お見せできないのでボカシを入れました。
この部屋が主に使っているので、一番荒れています。
転ばなかったのが、本当に運がいいとしか思えないくらいの荒れようです。
現在は、有料の施設に入ることになり(これも急に決まった)この家は少しずつ片づけています。
家の中では、洋服が部屋の端に集められ、押し入れの中のモノを全て出し、アルバムがテレビの前にあり、洗濯機には洋服が詰め込まれていたりとなかなかの荒れ方でした。
なぜが、テレビの配線をいじってしまい、テレビも見ていなかったんです。
リモコンの置き場もコロコロ変えるので、電気もつけれなかったり、逆についたままだったりで暮らしていたようです。
片づけようとするが
施設に入る前に、相方が片付けに行ったのですが、義両親が捨てることをとても嫌がるので、あまり進んでいないのが現実でした。
相方の兄弟も休みになると、掃除片づけ、ゴミ出しができなくなった義両親のゴミを持ち帰ってくれますが、それも追いつかないくらいの荒れようでした。
それより何より、本当に困ったのが、
ネズミがいることなのです。
今まで出た事がなかったのに、部屋が荒れて食べ物もあるという事なのか、とうとう住まれてしまいました。
施設に入った今、これからこの片づけが待っています。
この他にも色々ありますが、それはまた書きたいと思います。
認知症で人が変わったか?
義両親を含め親戚の方も、本当に人の良い、面倒見の良い方達です。
義両親は、認知症になっても、人柄は変わっておらず、認知症になって人が変わったとか、「声を荒げる・暴力を振るう」ということは一切ありません。
身体もそこそこ健康です。
気付いたら早めに対策を考える
こちらも、認知症の進行がここまで早いという事がわからず、手探り状態で、若干困惑していますが、兄弟力を合わせて片づけをしていかなければなりません。
それと同時に、お金の話も出てきています。
もし、今まで片づけられた人が、家の中に少しでも変化が見られたら、一度検査を受けてもらうのがいいと思います。
例えば、洋服が出しっぱなし、本や雑誌が散乱、台所の汚れ冷蔵庫の中に腐った食べ物がないかなど、今までにないことを気づけるかが大事です。
その為にも、家に行ってみるということは大事ですね。
こうなる前に、お金や資産についても、嫌がらずに、事前に話し合うことは必須だと思います。
その為に、お金の勉強を積極的にしています。
お金については、隠さずに家族で共有
我が家では、有料でパスワード管理をしたり、お金については特にオープンに相方と共有しています。
へそくりなんてありません。
世界のトップ企業も使っている1Passwordを使って、パスワード管理をオープンにして、お互いが分かるようにしています。
月々数百円くらいを、ケチっていられないです。
いつ自分がこうなるかは、わからないのが人生です。
子供がいない我が家では、対策を考えていかなければいけない年齢なんだと気付かされました。
今後も勉強が必須だなと思う毎日です。