生ごみが消えるキエーロは良さそうだけど、置き場がなくて・・という方も中にはいらっしゃると思います。
そんな方に使ってみてほしいのが「竹パウダー」です。
乳酸菌の宝庫
実はキエーロを試す前に、候補に上げていたのが竹パウダーです。
乳酸菌が豊富で、土壌改良に使うと野菜や果物の味がよくなるといわれています。
この竹の乳酸菌が、生ごみのコンポストにも使えるということを知り、候補にあげていました。
しかしながら、探しているうちに「キエーロ」を知り、我が家はこちらを使っています。
竹パウダーの使い道は糠床にも
この竹パウダーは、コンポストだけでなく「ぬか床」（食品0Kな竹パウダーを選べば）にも使うと「ぬかの匂いが抑えられて、漬物も美味しくなる」という情報もあり、かなり魅力を感じていました。
さらに通気性が保たれるので、ぬか床を毎日かき混ぜなくても良いそうです。
ぬか床には使用していないのですが、煎ってお茶の袋に入れて飲んでいる方もいると聞いたので、お湯を入れて飲んでみましたが、
自己責任で飲んでます。
そんなこんなで、この竹パウダーを使って実験を行いました。
2週間生ごみを溜め込む
2週間実験を行いました。
方法は、生ごみを投入したらパラパラと竹パウダーをふりかけるだけです。
一切混ぜません。
上からどんどん入れて生ごみと竹パウダーをサンドするだけ。
投入したものは
バナナ皮（3本）
使わない醤油
焼き魚の骨
トマトのへた
長ネギの皮
椎茸の軸
人参のヘタ
廃油少量など
※この実験の時の気温は平均して20度以下です。
下記の写真は、最初に投入した時で、竹パウダーをどのくらい入れればいいか試行錯誤していた時です。
どんどん入れていきます。
醤油も入れてみました。
翌日は、匂いはほぼ無しです。
結果、どのくらいの量を入れれば効果があるか？
思ったのは、匂いが出そうなら生ごみがうっすら見えなくなるくらいに竹パウダーをかけると良いです。
見た目は悪くなりますが、分解は早くなりそうな予感です。
実際、分解は早かったです。
メリット・ニオイがほとんどしない更に
乳酸菌の威力なのか、ほとんど匂うことがありません。
私だけでなく、相方にも嗅いでもらいましたが「臭わない」といってました。
実験の為に、生ごみを溜めた容器の「蓋は開けたまま」にしていました。
我ながらよくやるなと思いますが、実験ですからこのくらいはしないと！と気合だけはありました。
この状態で、2週間台所に溜め込んでも『虫が寄って来ません』でした。
一応、毎朝網戸を開放して空気の入れ替えと部屋の掃除をしています。
今回は2週間で容器が一杯になったので、キエーロに投入しました。
この竹パウダーとキエーロをうまく使いこなせば冬の時期に分解が弱まり、時間のかかるキエーロに投入するまで竹パウダーに生ごみを入れておくのもいいなと思いました。
これは、夏にも同じことが言えます。
デメリットはある？
あります。
キエーロのように、コスト無しで使い続けられません。
ということでコストはかかります。
ですが、使用量は少なくて良いですし、電気など使うこともないので場所も取らず音も出ません。
少量を購入して、本州の方は夏場に、極寒地域の方は冬場にと使うのもありだと思います。
後は、長期間保存が効かないようです。
私が購入したものがそうだったのかもしれませんが、色が変化（私が購入した竹パウダーは）しました。
ですが、効果は別段変わらなかったです。
デメリットは、そのくらいしか思い浮かびませんでした。
ここ数年は、生ごみを何とかして各々の家庭で減らしてほしいということで、私の住む地域でも、段ボールコンポストを数量限定で配りはじめています。
それほど問題もあると言うことですね。
そういうこともあり、少しでもこの記事が、どなたかのお役に立てれば幸いだなと思う今日この頃です。
