前回の記事で、購入から7ヶ月目の縦型洗濯機でもカビを予防できた理由を書きました。

今回は、酸素系漂白剤をどのように使っているかを写真付きで紹介します。
また、使ってみたメリット・デメリットを紹介します。
酸素系漂白剤を選んだ理由

私が洗濯洗剤を使わなくなって5年以上経ちますが、それでも前の洗濯槽にはカビが出てしまいました。
洗濯槽クリーナーは、この酸素系漂白剤を使いますよね。
調べてみたら、衣類にも使えることがわかったので、それならということで使うことにしたわけです。
大容量で安いものをネットで購入しています。
カビが出ていた時の洗濯の仕方
洗剤を使うことだけがカビの理由ではなく、気をつけていた我が家でもカビは出たわけですが、以前は、このように使っていました。
洗剤ではなく、マグちゃん(マグネシウムの粒)を使い洗濯をする時にすすぎを一回にしていた。
または洗濯するほどの衣類でなければ、洗面所で手洗い→脱水→干す。
カビが出た時に、洗濯が終わった後、サーキュレーターで洗濯槽を乾燥させたりもしたのですが、それでもカビが減ることはなかったです。
やれるだけのことはやったつもり、でも結局のところ洗濯槽クリーナーは必須なのだなと今回実感しました。

DCMのクリーナーは安い(200円以下)ですね。ドラム式洗濯機にも対応してます。
現在のカビが出ない洗濯の仕方

まず、我が家の洗濯機についてご紹介しておきます。
容量は5.5kg、最大水量は47L。

普段の洗濯では、標準コース・すすぎ2回を基本設定にしています。
では実際に、私がどのように酸素系漂白剤を使って洗濯しているかをご紹介します。
下記に使用の目安を表にします。
酸素系漂白剤の使用の目安
水量 | 洗濯機の目安 | 酸素系漂白剤の量(粉末) |
---|---|---|
30L | 3.0〜4.0kg | 大さじ2(約30g) |
45L | 5.0〜6.0kg | 大さじ3(約45g) |
60L | 7.0〜8.0kg | 大さじ4(約60g) |
※粉末タイプの酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使用する場合の目安です。
我が家の使い方
1、洗濯槽に水を入れ始めます(この時はまだ衣類は入れません)
└ 事前に汚れの強いものには固形石けんをなじませておきます(つけ置きしない為)

2、その間に、鍋に水を入れて火にかけ、お湯を沸かし、50度くらいで火を止めます

3、鍋のお湯に酸素系漂白剤を大さじ3杯(水量47Lの場合)入れて、しっかり溶かします

4、水を張った洗濯機にそのまま入れます。
※洗濯槽に衣類が入っている場合は、衣類や洗濯機が傷まないように鍋に水を入れて湯温を下げて入れる。

5、衣類を投入して、標準コース(すすぎ二回)で回します。

このまま干します。
色物衣類も一緒に洗濯してますが、今のところ色落ちや色移りはしていません。

写真をみると、「もっとシワを伸ばせ」って自分に喝を入れたい、、。ちなみに基本我が家は外干し派です。
わざわざ鍋で洗剤を溶かす理由
なぜ毎回わざわざ鍋でお湯を沸かして溶かしてから使うのか疑問に感じる方も多いと思います。
面倒に聞こえるかもしれませんが、これには理由があります。
それは鍋も一緒にきれいになるから。

我が家の鍋は全て、ステンレス製を使っているのですが、どうしてもくすんでくるんです。
これが、お湯でしっかり溶かして、洗うと鍋までピカピカになるので一石二鳥なんです。

これでも落ちない場合は、クエン酸を水に溶かすと、綺麗になります。
お鍋で使用できないものもあるので、表にまとめておきますね。
鍋の素材 | 酸素系漂白剤との相性 | 理由・注意点 |
---|---|---|
ステンレス | ◎ 使える | 18-8や18-10などのステンレス製は問題なし。くすみが取れてピカピカになることも。 |
ホーロー | ○ 条件つきで使える | 内側に欠けがない状態なら使用可。傷があると鉄部分が腐食する恐れあり。 |
アルミ | ✖ 使用NG | 化学反応で変色・腐食しやすく、表面がボロボロになる可能性あり。 |
銅 | ✖ 使用NG | 酸化が起きやすく、表面の変色・腐食のリスクが高い。 |
鉄(鋳物含む) | ✖ 使用NG | サビやすく、酸素系漂白剤の強アルカリ性で傷みやすい。 |
テフロン加工鍋 | ✖ 使用非推奨 | 高温や強アルカリでコーティングが傷むおそれあり。 |
デメリット
メリットはカビが出にくいことが一番ですが、実は私が感じたデメリットが2つあります。
1、実際は、油ものには強いのですが、我が家はつけ置きしないので、油がついた衣類はおちにくい。

なので、油汚れ(衿汚れも)は固形石鹸(純石鹸)を使って軽く洗ってから洗濯機に投入しています。
2、香りや柔らかさは期待できないが、逆に、無香料が好みならメリット
私はそれでもいい!洗濯槽にカビが生えないことが一番なんだ!という強い意志は必要になりますね。
どうしても使いたいという方は、月1でまめに洗濯槽クリーナーは使うまたは、それに変わる洗剤を使うのが良いと思います。
まとめ
私は、洗濯槽のカビの温床になる残留成分を減らしたい思いで、酸素系漂白剤を洗剤の代わりに使っています。
酸素系漂白剤を洗濯に使うとき、ただ粉を投入するのではなく、鍋でお湯にしっかり溶かすことで、より効果的に使えることが分かりました。
まとめるとポイントは次のとおりです。
酸素系漂白剤は、水ではなくお湯でしっかり溶かすことが重要
使用する鍋はステンレスか条件付きでホーロー(※アルミ・鉄・銅はNG)
洗濯槽の汚れ・カビ対策としても、定期的な使用が効果的
洗濯機の水量に応じて分量を調整(5.5kg・47Lで大さじ3杯が目安)
月一回は洗濯槽クリーナーを使う
見えない場所で育つカビに気づきにくいからこそ、日々の洗濯槽のケアは大切だと感じています。