母は、私が物を極力持たずに生活していることは知っています。
我が家にも来ているので、よく知っているはずなのですが、どうしても送ってくるんです。
自分が大好き=人も好きは幻想です
郵便受けから持ってきた相方が、「鈴の音がするから、もしかするとお守りかも」というので、すぐに開封したら出てきました。
ドヤッと言わんばかりの神社に売っていたという開運お守り。
ご丁寧に相方の分まで送ってくれました。
これ、1つ3,000円するみたいで、5人分買ったそうです。
そして母の手紙には、
「お財布や、カバンにつけて」と添えられてました。
神様仏様が大好きな母。
それを否定はしませんし、それで本人の気分がいいなら私は満足です(神社に行く程度ならの話ですが)。
あれだけ物は増やしたくないと言っていた母なのに、大丈夫かなと心配になりました。
自分が大好きなものが、たとえ娘と言っても「好き」とは限りません。
なので、「私は物を持たない」ということを公言しています。
処分に困るものを送る
お守りは、処分するのにゴミ箱にポイはできずに、気を使います(縛られてる気分)。
神社に行って納札しないとなぁとか、人によってはバチが当たるのでは(私は考えませんが)と、脳内にいろいろ巡るわけです。
問題は返信の仕方で今後も気分を良くして毎年送ってくる可能性大です。
ここは鬼になって返信するしかありませんでした。
たとえバトルになっても、大金を使う可能性がある以上、お互いのためにもキチンと伝えようと思いLINEをしました。
恐ろしい直感
「気持ちはありがたくいただきますが、私たち夫婦はお守りや、キーホルダーなど買わないし、付けないので今後は自分だけのために購入してください。」
とお正月ということもあり、やんわり書いてみました。
その返事に驚きました。
「直感で家族の分を買うことにしたの(後半絵文字が続く)」
その直感は、娘のみならず、婿にも迷惑と思われてますよ。
とは流石に書きませんでしたが、「直感はない。物は減らしていきたいんです。」と返しました。
冷たい娘で、親不孝者と思われるかもしれませんが、数ヶ月前に荒れた義実家の家を目の当たりにして片付けをした私の本当の気持ちです。
物というのは、大きさに関係なく、積み重なって行くと大量になるんです。
そして溜めた物は、みんなお金を使って購入した物です。
それを目の当たりにしているだけに、母のお金の使い方にも疑問が出てきます。
今後も注意しながら交流していく
神仏関係は、特に気をつけないと大金を使う場合もあるので、姉には話をしようと思っています。
こういう話は、あるあるなのかは分かりませんが、私はこのお守りに関しては、納札することにします。
子供の頃にバチが当たるとか言われたこともありましたが、私の経験でバチなんてない。
誰だって道を間違うこともあるじゃないか、その度にバチが当たるっておかしい話で、結局決めるは自分な訳で、バチじゃないと決めれば良いんじゃないですかということです。
親子でも本当に難しい問題ですが、話すことは必要だと感じたこの頃でした。
数年前に購入したKindle本を久しぶりに読んでます。