先日、義父の1周忌を会場で行いました。
今回は遠方から相方の叔母も来ることになり、年齢面での負担も考えて、服装をどうするか悩みました。
結論として、私たちは礼服ではなくラフな平服で出席することにしました。
真夏の移動や着替えの手間を考えて選んだのですが、これがとても好評でした。
理由は大きく3つあります。
礼服をやめた理由

まず1つ目は、荷物を減らせるのが大きな理由です。私たちは二泊三日の宿泊でしたし、叔母は日帰り。
真夏に礼服をカバンに入れて持ち歩き、会場で着替えて、また帰りに着替えて…というのはかなりの手間になります。
2つ目は、費用の問題もありました。礼服をレンタルすると最低でも数日間のレンタルで七千円から八千円ほどかかります。
数時間の法事のために借りるのは、正直もったいないと思いました。

3つ目は、真夏の礼服はとても暑く、特にお墓での法要は体力を奪われます。
少しでも快適に過ごせる服装で臨むことは必要だと感じました。
こうした理由から「今回はラフな感じの平服で統一しましょう」とあらかじめ親族に伝えたのです。
その結果、県外から来る叔母はとても喜んでくださり、「それなら荷物も嵩張らず助かる」と言っていただけました。
疲れて帰宅した後に礼服をクリーニングに出すより、平服なら自宅で洗濯できるので、気持ち的にも体力的にもずっと楽であろうという考えもあります。
実際に着た服装(全身無印コーデ)
では今回実際に私が着た無印コーデを紹介します。写真では紺色に見えますが、実際は黒です。

革靴も無印良品です。

実は、法事用に揃えたのは革靴のみで、春先に外出着として購入していた一式でした。
このコーデに真珠のイヤリングをして出席しました。
無印コーデの合計金額(2025年3月購入時)
※現在は、取り扱いがないものが多いです。
・天竺編みフレンチスリーブTシャツ990円
・UVカットライトニットVネックカーディガン2,990円
・風を通すストレッチサッカーイージーテーパードパンツ3,990円
・疲れにくいレザーシューズ(7月購入)5,990円
合計13,960円税込
一見すると高く思えるかもしれませんが、靴以外のアイテムはこの夏、普段着としても大活躍。
結果的に、とてもコスパの良い買い物になりました。

記事にはしていませんでしたが、カーディガンとパンツはこの後に購入してました。
実際、この服装でもなんら問題なく会場で浮くこともなかったです。
平服とはいえ、大切なのは 派手さを避けて、清潔で落ち着いた服を心がけること。
それだけで十分に安心して臨めます。
家族と親戚の少人数ということもあり、これで良かったと思います。
最後に
法事とは、仏教の行事として故人を偲び、供養のためにお経をあげたりお墓参りをしたりする場です。
しかし同時に、それは残された私たちが「元気に暮らしていますよ」と故人へ伝える機会でもあります。
親族が集まり、近況を語り合い、縁をつないでいくことも法事の大切な役割だと感じました。
だからこそ、今回の義父の一周忌では、形式だけを守るよりも、無理のない形で心を込めることを優先しました。
真夏の礼服は暑さや荷物の負担が大きいため、あえて平服で臨むことにしたのです。
法事は、形式よりも「故人を想い、今を大切に生きている姿」を示すことが何よりの供養になる──そう実感できた一日でした。
これからも、無理のない形で心を込めて、故人を想い続けたいと思います。


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