「ホットプレートって、なんだか電気代が高そう…」
「ガスの方が安いって聞いたけど、本当なの?」
そんな疑問を持ったまま、なんとなく調理方法を選んでいる方も多いのではないでしょうか。
特に節約を意識している方ほど、「光熱費の差」は気になるポイントです。
でも実は、ホットプレートとガス調理の光熱費の差は、そこまで大きくないんです。
そして、それ以上に大切な違いもあります。
この記事では、2025年最新の光熱費をもとに、
ホットプレートとガス調理のコストと暮らしの過ごし方の両面から比較してみます。
最新データで比較|30分の調理コストは?
平均的な金額とは少し異なるかもしれませんが、我が家の3月の光熱費をもとにご紹介します。
区分 | 単価 |
電気 | 約35円/kWh |
都市ガス | 約250円/㎥ |
そして、30分調理した場合のコストはこうなります。
※一般的な家庭用(約1200W)のモデルを想定し、30分使用した場合の電気代を試算しています。
調理方法 | 使用量 | 金額の目安 |
ホットプレート | 約0.6kWh | 約21円 |
ガスコンロ | 約0.105m³ | 約26円 |
差額はわずか5円程度。
つまり「高くて使えない」というほどの差はなく、気にしすぎる必要はなさそうです。
調理中の姿勢がくれるもの
光熱費の差がほとんどないのなら、もう一つの大きな違いに目を向けてみましょう。
それは、「調理中の自分の姿勢」です。
ガスでの調理は、キッチンに立ちっぱなし。
ホットプレートは、切った具材をテーブルに座りながら調理ができるのも利点。
たとえば、子どもや家族とテーブルを囲みながら、「焼けたよ〜」と声をかけ合い、一緒に食べる。
お母さんが立ちっぱなしで忙しなく動き回るよりも、一緒に笑って、一緒に焼いて、一緒に食べる時間を過ごせることは、何よりのごちそうかもしれません。
ホットプレートの良い所・気をつけたい所
◎ メリット
– 家族みんなで調理・食事が楽しめる
– 調理器具が少ないので後片付けもラク
– テーブルの上で完結するので、キッチンが散らからない
△ 注意点
– 消費電力が大きいので、30A契約だと電子レンジと併用でブレーカーが落ちることも
– 一度にたくさん調理するには時間がかかる
– 焼きムラが出る機種もあるので、選ぶ際にチェックが必要
外食を減らすメリットも
ホットプレートがあると、特別な外食をしなくても、家でちょっとした“ごちそう感”を楽しむことができます。
鉄板焼きやお好み焼き、焼きそばなど、外で食べるようなメニューを、家族と一緒に囲んで作れるのは、ホットプレートならではの魅力です。
外食に比べてコストも抑えられ、食材の調整もしやすいため、栄養バランスや予算を意識した暮らしにもぴったり。
さらに、家で食事を囲む時間が増えることで、会話が増えたり、食べることそのものがもっと楽しくなるかもしれません。