【50代の資産分散】普通預金より利率が高い?楽天マネー・ファンド(MRF)で考えた50代の資産分散
早いもので、今年もすでに半年以上が過ぎました。
先日、我が家のお金のリバランス(資産の再配分)を行いました。
資産の割合を計算して見える化し、現在の状況を正確に把握すること。
これは、お金が多い・少ないに関係なく、これからくる老後のお金の使い方や運用方針を判断するためには欠かせない作業だと思っています。
我が家の資産はこう分けています
我が家では、お金の置き場所を明確にするため、資産を「リスク資産」と「無リスク資産」に分けて管理しています。
10ヶ月前まで、次のように管理していました。
| 資産区分 | 保有している資産 | 目的 |
|---|---|---|
| リスク資産 | 新NISA 個別株(少し) |
長期的な資産形成・資産を増やすため |
| 無リスク資産 | 現預金 日本国債 |
生活防衛資金の確保・値動きを抑えるため |
普通預金の一部を楽天MRFへ移した理由
先ほども書いたように、我が家では、基本的に無リスク資産を「現預金と日本国債」で管理しています。
その一方で、「待機資金をもう少し有効に活用できないだろうか」と考え、2025年9月下旬に普通預金の一部を楽天マネー・ファンド(MRF)へ移しました。
当時の利回りは年0.45%程度でしたが、普通預金より少しでも有利に運用できることに加え、普段利用しているネット証券の中で資金を管理できる点に魅力を感じたからです。
それから約10か月。
金利上昇の影響もあり、楽天マネー・ファンド(MRF)の利回りは年0.87%まで上昇しました。
楽天MRFは、短期の公社債などを中心に運用される投資信託です。
株式投資のような大きな値上がりや値下がりを目指す商品ではなく、比較的値動きの小さい運用先とされています。
普通預金との違い
ここからは、普通預金との違い、メリット・デメリットをご紹介します。
| 比較項目 | 楽天・マネーファンド | 普通預金 |
|---|---|---|
| 元本保証 | × なし(投資信託のため) | 〇 あり |
| 保護制度 | × 預金保険の対象外 (※ただし顧客資産は「分別管理」で保全され、万一の破綻時は「投資者保護基金」の対象となります) |
〇 預金保険の対象 (1金融機関あたり元本1,000万円とその利息まで保護) |
| 運用対象 | 国債・短期公社債など(安全性の高い資産) | 銀行預金 |
| 利回り・利息 | 市場金利に応じて変動(現在は0.8%超) | 銀行が定める金利 |
| 手数料 | 〇 無料(申込手数料・信託財産留保額ともにかかりません) | ▲ 銀行や利用条件により必要 (時間外手数料やATM利用手数料などが発生する場合があります) |
| 株・投資信託の購入 | × 自動購入は不可 (一度「引き出し」手続きをして証券口座の預り金に戻す必要があります) |
× 証券口座へその都度入金する必要がある |
| 入出金の自由度 (手続きの回数) |
▲ 制限あり(追加・引き出しともに「1日1回まで」) ※営業日の16時までに手続きすると翌営業日の扱いになります(16時以降は翌々営業日扱い)。 |
〇 自由(1日に何度でも出し入れ可能) ※利用する銀行やATM、メンテナンス時間等によって利用可能時間が異なります。 |
| 向いている人 | すでに持っている証券口座を活かし、リスクを理解した上で賢く利回りを上げたい人 | 絶対的な元本保証といつでも引き出せる自由度を最優先したい人 |
※楽天MRFは投資信託のため元本保証ではありません。一方で、証券会社が破綻した場合でも、顧客の資産は分別管理によって守られる仕組みがあります。なお、これは証券会社の破綻から守る仕組みであり、運用による損失を補償するものではありません。
※現在の正確な利回りや仕様の詳細は、楽天証券のマイページ等でご確認ください。
私が考える、お金との付き合い方
普通預金には元本保証がありますが、円安やインフレが進めば、この先もお金そのものの価値が目減りする可能性があります。
一方で、株式や投資信託、金(ゴールド)や銀(シルバー)などの現物資産は、価格が下落するリスクがある反面、インフレ時に価値を保つ役割を果たす可能性があります。
つまり、どの資産にもリターンとリスクがあり、万能なものはありません。
そのため私は、「あの人が絶対と言い切るから」といった理由や、「ただ利回りが高いから」というだけで選ぶことはしません。
また、50代になると、「少しでも金利が高いから」とその都度普通預金の口座を増やしていくと、将来的な管理が複雑になってしまいます。
だからこそ、それぞれの特徴やリスクを理解したうえで、一つの資産に偏らせず、自分に合った資産配分を考えています。
また、次のような運用は私には向いていないと考えています。
私が避けている運用
- ギャンブルに大きなお金を使う
- 信用取引やFXに資金を集中させる
- 個別株だけに資産を偏らせる
- 金(ゴールド)や銀(シルバー)などの現物資産だけに偏らせる
私はもう50代です。
これからは、集中投資で大きな利益を狙うことよりも、老後の生活を見据えながら「インフレに負けないこと」を目標にしています。
そのため、リスク資産と無リスク資産を分け、定期的にリバランスを行いながら、お金の置き場所を見直しています。
派手な運用ではありません。
それでも、自分が納得し、安心して続けられる方法を選ぶことが、今の私にとって一番大切なお金との付き合い方です。
※本記事は、私自身の運用方法をご紹介したものです。すべての方に同じ方法をおすすめするものではありません。投資を行う際は、商品の内容やリスクをよく確認し、ご自身の判断と責任でご利用ください。
