私は、わりと実験好きな性格です。

本に書いてあることでも、「本当にそうなのか?」と思ったら、できる範囲で自分でも試してみたくなります。

そう、鵜呑みが苦手な疑い深い性格。

投資についても同じで、頭で理解するだけでなく、実際にやってみて納得したいタイプです。

今回は、その延長として、投資信託で行っている“実験中の比較”を紹介します。

比較しようと思ったきっかけ

2024年4月25日、「なかの世界成長ファンド」が誕生しました。

投資の世界ではよく、「アクティブファンドは、長期ではインデックスに勝てない」と言われます。

ただ、「それは昔の話では?」「最近は、もしかしたら違うのでは?」そんな疑問と、少しの期待がありました。

そこで今回は、

アクティブファンド(なかの世界成長ファンド)

インデックスファンド(たわらノーロード全世界株式)

この2つを、実際に同時期・同条件で比べてみることにしました。

※投資開始日はたわらノーロードは2024年5月1日で、なかの世界成長は2024年5月2日となっています。

この1日のずれは、各ファンドの基準価額の算出タイミングや事務処理上の違いによるもので、私自身が意図的に開始日をずらしたわけではありません。

あくまで、同じ条件で比較する目的で、同日に買付を行っています。

200円購入し、1年10ヶ月寝かせた結果

今回比較した2本のファンドは、どちらも「世界」を投資対象にしています。

一見、同じようなものに思えますが、蓋を開けてみると1年10ヶ月時点でのリターンには、はっきりと差が出ました。(2026.02.22現在)

・たわらノーロード全世界株式(インデックス):+37.41%(+75円)

・なかの世界成長ファンド(アクティブ):+12.18%(+24円)

約25ポイント(51円)の差が出ました。

短期間とはいえ、「誤差」と片づけるには大きな開きだと感じています。

もし100万円を投資していたら…?

もし、「たわら(インデックス)」と「なかの(アクティブ)」、あの日に、100万円を預けて1年10ヶ月寝かしていたら、これだけの差がつきます。

① たわらノーロード全世界株式(インデックス)

成績: +37.41%

100万円が → 約1,374,100円に!

増えた額:+374,100円

② なかの世界成長ファンド(アクティブ)

成績: +12.18%

100万円が → 約1,121,800円に!

増えた額:+121,800円

計算してみると、その差は 252,300円 です。

同じ時期に「世界」に投資していても、選び方ひとつで家族で豪華な温泉旅行何回かできる分くらいの差が出てしまったということになります。

比較したファンドについて

インデックスファンドは、「たわらノーロード 全世界株式」を選びました。

本当は「eMAXIS Slim全世界(オール・カントリー)」とも比べたかったのですが、こちらはすでに積立を続けていたため、同じ掛金・同じ条件での比較ができません。

そのため今回は、同じ掛金で新たに始められる「たわらノーロード 全世界株式」を使っています。

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インデックスとアクティブってなに?

インデックスファンド(平均セット)

・イメージ

👉 「世界中のお店の商品を、人気順に全部カゴに入れる」 感じです。

・やり方

アメリカの超有名企業から、日本の会社、これから成長が期待される国の企業まで、世界全体をバランスよく、自動的にまとめてセットにしています。

・いいところ

世界全体が少しずつ豊かになれば、資産も一緒に増えていく

特定の会社や国の当たり外れを気にする必要がない

「ハズレを引く心配が少ない」のが最大の強みです

・コスト

セルフサービスに近い仕組みなので、手数料はとても安く抑えられています。

※管理費用(信託報酬)インデックスのたわらノーロード世界株式は、0.10989%

※管理費用(信託報酬)アクティブのなかの世界成長ファンドは、1.5%

アクティブファンド(プロの厳選パック)

・イメージ

👉 「お買い物のプロに、これから流行りそうな商品だけ選んでもらう」 感じです。

・やり方

プロが世界中を調査し、「この会社はもっと成長しそう」「この国はこれから伸びる」と判断したものだけを、厳選して組み入れます。

・いいところ

プロの読みが当たれば、世界全体の平均を大きく上回る成果が期待できる

インデックスには入っていない成長株を狙える

・コスト

調査や判断に手間と時間がかかるため、手数料はインデックスファンドより高めです。

この2つの違いを一言で言うと

インデックスは「世界全体にゆっくり賭ける投資」

アクティブは「プロの目利きに賭ける投資」

どちらが正解という話ではなく、考え方と向き・不向きが違うだけです。

ただ、実際のところ、プロであっても株価の動きを安定して当て続けることは、簡単ではありません。

さいごに

今回の比較は、あくまで 1年10ヶ月時点での途中経過です。

それでも、同じ「世界株式」を投資対象にし、同じ時期にスタートしたにもかかわらず、結果に差が出ていることは事実でした。

投資は、短期間で結論が出るものではありません。

ただ、実際に数字を並べてみることで、これまで言葉で聞いてきたことを、自分なりに確かめることはできたと感じています。

この先どうなるかは、まだ分かりません。

だからこそ、この実験はもう少し続けてみるつもりです。

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この記事で紹介する内容は、あくまで 実験の途中経過です。

これだけで結論が出ているわけではありませんし、投資成果を保証するものでもありません

投資は、ご自身で勉強し、納得したうえで行う自己責任のものであることをご理解ください。