昨年は、義実家の家の中の整理を最重要課題に上げて取り組みました。
家の中だけでも早く整理出来たことで、気持ちはかなり楽になりました。
建物をどうするのかという課題がありますが、そこは兄弟間の兼ね合いもあるので、嫁の私は黙っています。
片付けに費用は必要でしたが、今後の日本の状況を考えると、数年後には「片付けの費用はあの時が1番安かったね」と言っているかもしれません。
自分の家の中の片付けや整理にも時間がかかるのに、1軒家丸々の片付けをするのは本当に骨が折れます。
百歩譲って実家が近所ならまだ手伝えていいですが、家族とは言え自分の時間を削って、他所様の家の中の物を仕分けるのは、携わった人間にしか分からない相当な苦労があります。
最終的に業者に依頼した私ですが、ご自分達で片付けや整理をされる方なら必ず必要になる3つの事を書きます。
お金以外にさらに3つの必要性
答えを書きます。
お金は絶対に必要ですが、それ以外に大切なのは「体力・根気・時間」です。
お金は当たり前に必要なので、その分は貯められる時に貯めていました。
節約は当たり前ですが、固定費を抑えるだけで貯めることは可能です。
体力
歳を重ねると、ちょっとした片付けでも体力ダメージは大きくなります。
片付けには、書類などの軽いものから、家具などの重いものも片付けることになります。
「もしかすると必要になる」という感覚で、溜め込んだ書類関係はゴミ袋に入れると、家具よりも重くなります。
体力を普段からつけておく必要があります。
根気
さて、体力はつけられました。
次に根気ですが、家族という間柄になると、片付けることに抵抗を持つ人がいて、親族と自分との考えの差にも悩まされることもあります。
そこに、「根気」が必要になります。
怒れば、相手も同じように怒り出します。
そこをいかに根気よくなだめて片付けるか。
普段読んでいる本に助けられました。
私は、AmazonKindleというアプリを使って、家事をしながらイヤホンで聴いたりして隙間時間を有効に使っています。
5分でも10分でも隙間時間を使って本を聴き、実践して、家族が動いてくれるなら、最高に安い買い物です。
自分が少し知恵を持ったら、話し方は変わって相手も心開く時がきます。
ここに片付けの本を紹介しない理由は、片付け一つに特化した本よりも、仕事でも人間関係でも満遍なく役に立つという意味で紹介しています。
もし、全く心を開いてくれない時でも、時期を待つということも選択肢になるということもわかってきます。
何より、「自分の精神を安定させておく考えを持てる」このことが、実家の片付けには、特に重要になります。
そういう意味でも本は友達になりうると思ってます。
時間
片付けや手放す事は、いざ始めてみたら思いの外時間が必要です。
家の中を見て、「そんなに物はなさそう」と思ったとしても、床に物がなくても、押し入れやクローゼット、キッチンから、有象無象の物達が出てきます。
引越しを経験している方ならあるあるですね。
片付けも同じで、「時間が足りない」これは始めてみると身に沁みてわかります。
時間がかかる事を肝に銘じて、ある程度の期間をあらかじめ設けてから取り掛かると落ち着いて片付けることができます。
なんでも膨大にかかる家の整理
私は現在50代ですが、このブログを読んでいる読者の皆様は現在おいくつでしょうか?
時間があっても、体力がない人
体力はあっても、時間がない人
体力・時間・根気はあっても、家族の同意が得られない人
同意は取れても、お金に苦労する人
どれもない人様々かもしれません。
しかし、「家を片付ける」というその時は来る方が多いのが現実です。
その時のためにできる限りのことは、心構えをしておくといいですよ。
何度も書きますが、片付いているような家でも、実は何トンも物があった。。。というのが実際の話です。
むしろ、義実家のように親が物を荒らして全部出してくれたおかげで(笑)、どれだけの物が平屋でも納まっていたのか分かるということもあります。
今後の日本の現状を見ても、事前に親との話し合いをしておくのが1番ですね。
親の家を片付けるには、お金以外に、体力・根気・時間が必要です。