湯シャンに興味がある方や、断念したという方もいるかもしれません。
私はシャンプーも、コンディショナーも使わずに髪が綺麗になるわけがない。
そうかたくなに信じて40代まで過ごしてきました。
そう思っている方もきっと多いかと思います。
ある日、ネットで「湯シャン」という言葉を始めて知った時、イナズマが走ったおっかちゃまです。
有名芸能人もやっていると耳にしてさらにびっくりしました。
なぜ湯シャンを?
節約の一環と、
それと一緒にお金が節約できるなら、投資にまわそう。というかなり安易な気持ちです。
独学で始める
まずは、手始めによく考えもせず、お湯でシャーっと洗ってみました。
見事に失敗しました。
髪がベッタベタになって、すぐにシャンプーしました。
ネットで検索
次に、ネットで検索をすると出てくる出てくる。
概ねこんな感じで書いてありました。
1、よく髪をとかす
2、ぬるめのお湯シャワーで流す
3、ベタベタ感がなくなるまで、長い人で3ヶ月位かかる
4、ベタつかない人も中にはいる
ふむふむなるほど。
本を読む
検索と同時に本も読みました。
湯シャン界隈では、結構紹介されている本です。
お湯でも汚れは落ちるんだなと理解を深めることができました。
シャンプーやコンディショナーについても書いてありますが、現在は、当時より進んでいるので、自然派素材の良いものもたくさんありますね、なので私は使っても良いかなと思っています。
では、どのように湯シャンしたのか
よく髪をとかすのは基本なので、ここは外せません。
そして高価なブラシも考えましたが、ひとまず「くし」を使いました。
1、お風呂に入る前に「100均のプラくし」で30回「くし」で、30回以上髪をとかします。
同じくしではないですが、木のくしは地肌に優しい感じがします。
2、ぬるめのシャワーで指の腹(指紋のある方)で地肌全体をゆっくり優しく揉み洗いをする
3、乾かす時は、ドライヤーを15〜20センチほど離して乾かしています。
湯シャンの場合、シャンプーを使っている時と違い、サラサラとなるまで乾くことは未だにありません。
自分からでた油分のおかげなんですね。
烏の濡れ羽色って感じです。
起きた変化
なんやかんやで、2年以上続けることができまして、効果の程を紹介したいと思います。
1、白髪が黒くなる
みてください、半分黒髪半分白髪です。
たまたま落ちていた髪を見つけた時に、最初は「白髪になってる」のかと思ったのですが、毛根の方が黒いのです。
これは、1本や2本ではなく、ここ数ヶ月で10本以上見ています。
2、髪が臭わない
これは、相方も湯シャンをしているのでわかるのですが、男性の方が加齢臭があります。
ここだけの話、相方はワ○ガの家系なので、加齢臭が本当はきついのですが、湯シャンにしてから枕が臭うことがなくなりました。
3、食事で髪のベタつきが変化することがわかる
普段の食事には、あまり油分を使わないようにしているのですが、外食や炒め物で摂取した時には確実に髪に変化が起きることがわかりました。
悪いわけではなく、湯シャンをしているからこそ実感できることなんだなと思うんです。
好きなものも食べますが、「昼は油分が多かったから夜は豆腐や納豆、あとは野菜を蒸した料理」にしようなど、調整がここでききます。
また、気持ちのお守りとして、「もしベタついたとしても、シャンプー、(我が家は固形石鹸)を使用することを自分に許している」ので、安心の切り札があるというのは大きいです。
4、周囲は何も言わない
家族、親戚、友人に会っても、何も言いません。
友人が減ることもないですし、仕事に支障も出ていません。
相方の給料が減ることもありません。むしろ上がってます。
5、お風呂の掃除が楽になった
今までは、
髪をとかす濡らして、シャンプーを手に取り→洗い流す→コンディショナーを手に取り→洗い→流す→乾かす
という7段階が、
髪をとかす→お湯で洗い流す→乾かす
という3段階で終了です。
時短時短です。
その時間を使い、お風呂から上がる際に、壁も洗って水滴を拭いてから出るようにしています。
これならカビ対策にもなるので、さっとやってしまえば後が楽ということにもなり、一石二鳥になってます。
習慣にすると結局、自分が楽になるとわかったので、やるようになりました。
極力時短できるなら「しよう」そして時短した分、「かける所は時間を使いたい性分」です。
今は、本を読んだりするのがマイブームなので、そちらに時間とお金をかけています。
もちろん、投資にも。
最後に
湯シャンをじっくり始めてから、約2年の間に変化はいろいろ感じましたが、最終的に自分が楽になったことが一番大きいです。
黒髪が増えるのは、ありがたいっちゃあありがたいですが、白髪になるのも別に嫌ではないんです。
40代からこめかみ辺りの生え際に白髪が出始めて、染めていた時もありましたが、今は染めることもしていません。
ただし、不潔にならないように、そこだけは気をつけて髪は短めにしています。
自分がどのような性格なのかを把握することで、日々の生活習慣は変わってくるものだなというのが私の感想です。