キエーロ実験の第3弾です。
簡単に説明すると
神奈川県葉山町で生まれた「黒土だけを使った消滅型生ごみ処理機」です。
ちょっとした使い方のコツが掴めれば、ランニングコストがかからずに生ごみを減らすことができるので、とても重宝します。
我が家では、ミニキエーロを自作して使っています。
という方はこちらを先にご覧ください。
今回の実験は
柿酢を作った時にでた絞りかすと、レモンを発酵させた時に出た絞りかす(我が家ではレモンを水につけて発酵したレモン水を炭酸水で割って飲んでます)が大量に出たので、それをキエーロに入れてみました。
キエーロに入れてみます
深く掘ってるのですが、写真では深さがわかり辛くてすみません。
どこから写してもうまくいかず。。
左側を掘って、右の方に土が寄せられてるのだけはわかってもらえると嬉しいです。
今回は、実験の中で1番大量に入れてます。
800グラムくらいなので、ミニキエーロだと、ちょっとキャパオーバーかもしれないなと思いつつも、思い切って投入です。
いつものように15㎝以上掘ってから投入しました。
5日後
蓋を開けてみると虫はいません。以前入れた生ごみの匂いもしてません。
5日経ったので、最初はスコップでザクザクとさしてみます、これは
そこそこいい感触だったので、覆っている土をどかして見ると
柿の搾りかすはいい感じで分解が進んでいますが、レモンについては皮が残った状態で出てきました。
白いカビのようなものは、分解が進んでいる証拠です。
柑橘のいい香りがしてるので、完全に分解していない状態というのがわかりました。
追記:更に1週間経ち確認したところ、全て分解されていました。
半年以上使って、分かってきたこと
実験を数回紹介してきましたが、分かってきたことがあります。
キエーロを作りたての時は、微生物がうまく活躍するまでに少し時間が必要。
土の中は湿ってもいいが、被せる土は常に乾燥気味にしておくことで、匂いが出にくくなり虫が来づらい。
プランター縁から真ん中にかけて土をこんもり盛ると、意外と匂いが漏れにくいもよう。
生ごみを入れると、一見土が増えたように感じるが、分解がほぼ終わると一気に土の容量が、最初に入れたくらいに戻る。
2日に1回でもスコップで、ザクザクすると分解が早まる
とにかく、微生物はすごい、そして可愛い。自然の力を再確認できる。
燃えるゴミを出す頻度と、ゴミ袋を買う頻度がかなり減ったのも我が家では高得点です。
年間にでる家庭の生ごみ量は、我が家だけでも相当な量になると思うので、自作ではありますが、キエーロを作ってよかったなと思います。
我が家で作ったミニキエーロで使っている材料を下記に紹介します。
我が家はマイカーを持ってないので、ネットで購入しました。
ホームセンターでも売っている(黒土はホームセンターが良いかもです)と思うので、車のある方はそちらで購入してもいいと思います。
中の蓋はこちら(梅干しを干したりするざるみたいなものです)
蓋は家にあるこちらを使いました
この上に重石代わりのレンガを乗せています。
スコップは、100円ショップのものを使っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。