今まで若いと思ってきたけれど、50代になって初めて「年金」という言葉に敏感になってきました。
遅いのか
年金は、全くもらえないわけではないということを調べてわかってきました。
日本の制度はしっかりしているので、自分の生活を見直していくことで、老後はゆったりと生活をしたいものです。
一時は、いろんなニュースを目にして、50代から老後生活のことを考えるなんて遅いんじゃないのか、とふと不安になりましたが、周囲にこのような話を相談できる人がいないのが現状です。
節約、貯金方法は教科書に載ってない
私が子供の頃に受けてきた授業では、お金を貯める方法なんて教科書には載っていないませんでした。
自分で考えることをしていなかったと後悔した自分もいましたが、今更言っても後の祭りなので、まずは振り返って考えることからはじめました。
節約の仕方が安易だった
まず、お金を貯めようと考えた時に
と思いつきました。
「節約」と考えた時に、水道光熱費と食費の節約しか思い浮かばなかったというのは単純かもしれません。
結果、それだけでは自分が希望するほどの貯金は無理でした。
そこで、奮起して、時間ができた時に情報収集して勉強しました。
今も現在進行形で勉強しています。
勉強するうちに何を得て、何を残し、何を手放すのか?ということに行きついて考えました。
それにしても、教えてもらわなくても、自分から情報を見にいくだけで、インターネット上には有益な情報(自分で見極める必要はある)がほとんどお金を使わずに手に入るのは素晴らしいと思う今日この頃です。
情報のおかげで数年で貯金が大幅に増えていった
2015年(当時は40代)から本格的に始めました。
情報は溢れているので精査しながら進めていきました。
そして自分なりに始めて結果が出たのがこの3つ
①格安SIMに変更した
当時は、3大キャリア(docomo、au、Softbank)の一つに加入していて、相方と2人で月額2万円以上払っていました。
それを、楽天モバイルに変更したことで、当時2人で3500円以下になり、当時から使い勝手も遜色なく、これは大きな節約ができたと驚きました。
思い切って電話番号も変えて、心機一転使い始めました。
なぜ楽天を利用したのかと言いますと、元々楽天カード
を使っていたので、楽天ポイントで支払いができたことも大きかったです。
月々1500円ほどポイント支払いに充てていました。
当時は店舗もなく設定には、緊張しましたがうまくいきました。
現在は、楽天モバイルの店舗も増えてきて、家電量販店でも店舗があるので、年配の母も店舗で教えてもらえて喜んでいました。
当時の節約できた金額
20,000-3,500=月額16,500円
現在は、さらにお得になりましたね。
②保険を見直した
保険は、大手の保険会社に月額50,000円も払っていました。
年金保険、生命保険、地震火災保険、自動車保険
保険についても、勉強をして貯金がある程度あれば保険を小さくしても国の医療制度で十分いけるとわかり、保険の中身を精査して、利率がいいものと必要な自動車保険(2017年から自動車はない)、火災だけ残して思い切って全て解約。
解約しても全額戻ってはきませんでしたが、結局月額15,200円になったからよしとしました。
節約できた金額
50,000-15,200=月額34,800円
10,000円のみ大手をのこし、現在は共済に加入して、2人で5,200円と火災地震保険1,700円(年1回)に切り替えました。
最終的に年間の節約できた金額の合計
通信料年間198,000円
保険料年間415,900円
約573,900円
※自動車保険を2年40,000円差し引きました。
という大幅節約に成功です。
そしてこのお金を使って、
③投資を始めた
浮いたお金を増やすには、投資信託が絶対必要ということを本などで学びました。
と、親やニュースなどを見聞きしただけで刷り込まれて育ってきた私は、株の勉強を全くしていませんでしたが、恐る恐るでも浮いたお金を1万円からセゾン投信で始めてみました。
ということがわかり、最近では、セゾン投信の他に楽天証券、SBI証券、SBIネオモバイルの口座も開設して運用しています。
ここで大事なのは、50代ですので株に大幅な金額を投資するのではなく、全貯蓄の半分にしています。
暴落を経験
昨年は初めて暴落を経験して、マイナスになった時期もあり、狼狽売りをしてしまいました。
これは初心者あるあるかもしれません。
振り返っても仕方ないので、いい経験だったということにしています。
相方はほったらかしを貫いたおかげで、評価損益率が50%の株も出てきました。
現在は、相方と2人で更に株について勉強しています。
ということで、通信料と、保険の見直しだけで年間573,900円が貯金と投資に分散することができ、投資の利益は入れなくても、2015年〜2020年の6年間で約344万円以上の大きな節約ができました。
いかがでしょうか。
水道光熱費や、食費の節約だけでは得られない大きな金額を貯金できるようになりました。
最後に
周囲に相談できる人がいなくても、情報だけで貯金は増やすことができました。
現在は、家族にこのことを教えています。
だからといって、貯金だけの人生ではなく、しっかり好きなことには使うという「生きたお金の使い方」も並行している今日この頃です。